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2022年 夢解きスクール秋学期 第1回 紹介

2022年 夢解きスクール秋学期 第1回 紹介

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※秋学期第1回動画だけ録画状態により画質が少し荒いです。ご了承ください。

2022年9月11日夢解きスクール秋学期講義第1回目「魂を眠らせた母親」

テキスト「夢とおとぎ話による母親援助」(今井章子・今井皖弌著三晃書房)第1章

 

波長合わせに苦しむ母親

 私たちのもとに子供の問題でやってくる母親たちは、自分の子供に対してどの程度の母親であればよいのか困ってしまっている人が多い。ある時はものすごく優しい母親であろうとしたり、また次の日は逆に、甘やかしすぎると子供がダメになると考え、子どもを突き離したりで、一定したバランスのとれた安定感のある接触がとりにくい。

 子供の側からすると、日々の体と心の生活リズムにうまく母親が合わせてくれないということになる。母親が子供の心と体の波長をうまくつかめないのである。もちろん、私たちは日々の子育ての方法に迷い、叱りすぎたり、甘やかしすぎたり、まずかったなと悔やむことは日常茶飯事のことである。しかし、困惑の程度が大きすぎて、自分ではどうしようもできなくなっている母親たちが増えてきているように感じられるのである。

 こういった問題を色濃く抱えた母親に会っていて感じたことは、彼女たちは自分の自由な感情※の流れがせき止められており、それゆえに、子供の泣き声だけでお乳をどのぐらいあたえれば良いのか、おむつを替えるべきなのか、いつまで抱っこをしておればよいのかなどということに自分なりの答えを出すことができなくなってしまっているということである。

 このようなことから、この章では、子供にほど良く対応できない母親の問題を、感情を自由に動かすことが困難になっている母親のありように焦点をあて、それに対する援助の問題とともに見ていきたいと思う。

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